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ロゴマークと名刺のまわり 包装紙と猪熊弦一郎 その2

 2015/09/06 コラム
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● ロゴマークと名刺のまわり 包装紙と猪熊弦一郎 その2

ぼくは、ロゴマークや名刺をはじめとする、グラフィックデザインの仕事をしていますが、そのまわりにあるものについて、お話したいと思います。

上野駅に降りると見に行くのが、中央改札口の上にある壁画「自由」です。

猪熊b01

三角形(正確には五角形)で、横27メートル、縦6メートルあります。描かれたのは1951年です。

これも猪熊さんだとは、ミモカを知ってからです。

壁画の下に立って思うのが、集団就職で北海道や東北から上京した、少年たちを歌った「あゝ上野駅」です。

上野駅から人生が始まったという応援歌ですね。人生と言っても、まだ、15歳くらいですよね。三丁目の夕日の、六ちゃんのモデルたちです。

壁画自体も、戦後まもない物資不足の頃なので、ベニヤ板に描かれているようです。遠目に見ただけではわかりませんが。

叙情的な絵のなかに、東北らしい暮らしぶりを、いくつか見つけることができます。

猪熊さんの地元、香川県庁舎東館ロビーには、陶板壁画「和敬静寂」が東西南北の4面に設置されています。

猪熊b02

和敬静寂は、茶道の心得をあらわす言葉です。

香川県庁舎の設計は、丹下健三です。また、当時の知事は、建築知事、デザイン知事と呼ばれた、金子正則です。

県庁舎の設計者を検討しているさなか、知事会議で上京した金子知事は、街頭で偶然、猪熊さんに出会います。

猪熊さんは、知事の旧制中学の先輩でした。そこで、設計者に、前川國男と丹下健三を薦めます。

前川さんは、すでに近隣の岡山県庁舎に着手しているため、丹下さんに決まりました。

猪熊さんは、壁画を描いただけではなく、県庁舎の存在自体にも、大きく関わっていたのですね。

壁画のある東館のロビーの一角には、県庁舎建築ギャラリーが設けられ、当時の様子を垣間見ることができます。

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