1. TOP
  2. マルティーノ・ガンパーによる椅子の展覧会_丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

マルティーノ・ガンパーによる椅子の展覧会_丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 2016/01/26 ロゴマークと名刺のまわり
この記事は約 3 分で読めます。 122 Views

● マルティーノ・ガンパーによる椅子の展覧会_丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

商店街のシャッターに貼られていた、ポスターです。椅子ですね。よく見ると、ちょっと不思議な感じです。

「マルティーノ・ガンパー100日で100脚の椅子」、椅子の展覧会です。いうまでもありません。

椅子は座るためのものだと、ずっと思っていましたが、そうでもないと知ったのは岡本太郎の「坐ることを拒否する椅子」です。小学生の頃でした。

太郎さんは、気取った格好で「腰掛けてちょうだい」といわんばかりの椅子が、不潔に思え腹が立ちました(驚)。

座面がくぼんでいるところが、そう思わせたようです(笑)。

坐ることを拒否する椅子は、座面が顔になっていますが、顔のないふつうの椅子でも、はじめから擬人化あつかいをしていますね。

「そこで逆に精神的にも、肉体的にも人間と「対等づら」するものを作った。生活の中の創造的な笑いである」と述べています。

生誕100年を記念した「TARO100祭」があちこちで催されていたとき、青山の岡本太郎記念館に行きました。

元アトリエだった記念館の庭に、かわいらしいスツールが並んでいました。知識として知ってはいましたが、実物は初めて眼にしました。

太郎さんの坐ることを拒否する椅子は陶器なので、多分ゼロからつくったのでしょう。まあ、ふつうそうします。

さて、かたや、ガンパーさんの椅子は、使われなくなった椅子でつくります。1日1脚、100日で100脚の椅子をつくりました。

「三百六十五歩のマーチ」のようですね。あ、いや、知らなくてもいいです(笑)。

面白いと思ったのは、パーツが少ないので、もとの椅子もだいたい想像がつくところと、組み合わせることにより思いもよらない造形を生み出すところです。

このポスターの椅子では、木の部分はひっくり返してありますね。脚を水平方向に固定する貫(ぬき)は、もとは肘掛けだと分かります。白い座面と背もたれは別の椅子からでしょう。

それでもちゃんと椅子に見えます(驚)。

ガンバーさんは、「あらゆる可能性の蒐集」と述べています。素材となる椅子の蒐集でもあり、椅子を解体し組み直す方法の蒐集でもあるのでしょう。

椅子を見て笑うようなことは、そんなにないですね。

(香川県丸亀市)

\ SNSでシェアしよう! /

ロゴマークデザインと名刺の作成。グラフィックデザイナー・三輪晃示@名古屋の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ロゴマークデザインと名刺の作成。グラフィックデザイナー・三輪晃示@名古屋の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

miwakoji

この人が書いた記事  記事一覧

  • ロゴマークデザインや名刺作成の過程@名古屋

  • 医療・介護関連職種の求人サイトのロゴマークデザイン作成と名刺作成の実例@名古屋

  • 農業の研究機関のロゴマークデザイン作成と名刺作成の実例@名古屋

  • 食品メーカーのロゴマークデザイン作成と名刺作成の実例@名古屋

関連記事

  • ロゴマークと名刺のまわり 水道水とタイポグラファー

  • ロゴマークと名刺のまわり マグカップと、レオ・レオニ その2

  • 京極氏の家紋は四つ目結(よつめゆい)_丸亀城内観光案内所

  • ロゴマークと名刺のまわり 抜け道と斗栱(ときょう)

  • ロゴマークと名刺のまわり めだかと蓋(ふた)

  • ロゴマークと名刺のまわり ぞうさんとカバ