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ロゴマークと名刺のまわり 包装紙と猪熊弦一郎 その3

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● ロゴマークと名刺のまわり 包装紙と猪熊弦一郎 その3

ぼくは、ロゴマークや名刺をはじめとする、グラフィックデザインの仕事をしていますが、そのまわりにあるものについて、お話したいと思います。

数ある猪熊作品の中で、ぼくの好きなものが「華ひらく」です。どんな作品かと言うと、白地に赤の、デパートの包装紙です。

あ、お手元にあるかもしれませんよ。三越です。

猪熊c01

三越は、オリジナルな包装紙を、日本で最初に使い始めました、1951年のことです。

当時、三越の宣伝部にいた、漫画家のやなせたかしが、できあがったデザインをアトリエまで、受け取りに行きました。

白い紙の上に、赤い紙を切り抜いて、テープで仮止めされたたシンプルなものでした。

やなせさんも、はじめは、あんまり感心していなかったようです。

さらに、MITSUKOSHIという字は、指定した場所に書くように言われました。

赤い色面の中にクルクルッと記された、MITSUKOSHIの文字は、やなせさんがレタリングしたものです。

モチーフは、猪熊さんが、銚子の海岸で見つけた石です。波にも負けずに頑固で強くと考えました。石から花が咲いたのですね。

はじめは、クリスマス用として作られたものでしたが、評判がよく、普段も使われることになりました。

ショッピングバックは、この4月から、57年ぶりに変わりますが、包装紙はつづけて使われます。

猪熊さんは、フランスで、アンリ・マティスに師事したとき、「おまえの絵はうますぎる」と言われます。

猪熊c02

ぼくは、切り紙の包装紙は、マチスゆずりかもと思いました(笑)。

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