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プロが明かす優秀なグラフィックデザイナーの探し方

ロゴで失敗しないハウツー この記事は約 15 分で読めます。 251 Views

 

優秀なグラフィックデザイナーの探し方

グラフィックデザイナー、三輪晃示(みわこうじ)です。

いきなりですが、このサイトへはどうやっていらっしゃいましたか?

検索からなら、「ロゴ 作成 (職種)」「ロゴ 作成 (地名)」でしょうか?

私も、ロゴ作成のサイトを、ときどき見に行きます(笑)。

どこのロゴ作成のサイトに行っても、よいことばかり書いてあります。当たり前ですが。

優秀なデザイナーはいないかとよく耳にします。優秀はどこにいるのでしょう?

デザインはロゴに限らず、誰に頼むかで全部が決まります。

デザインの良し悪しを決めるのは、料金でも、提案される数でも、直しの数でもありません。ましてや、全額返金保証でもありません。が、そこに目を向けさせるのは、数字があると客観的になり、多くの方に理解されやすいからでしょう。

デザイナーになるのに資格は必要ありません。仕事があるかないかなので、あれば今からでもなれる職種です。資格は本来はスキルを言いますが、ないのでそこは問われません。あえて言うのなら発注する側の目利きです。

上記のキーワードで検索しますと、私のロゴをお願いしたいサイトもあります。優秀なデザイナー発見ですね。が、ロゴに収まらない芸術性の高いデザインも中にはあります。

アマチュアはいないと思いますが、ロゴジェネレーターに始まり、500円からあるクラウドサービス、セミプロ、プロ、ベテラン、そのうちにAIと、ロゴの作成をうたう全ての層のサイトが表示されます。

デザイナーは自分以外の全国300人くらいの同業者が、毎年どんなデザインをしているのかだいたい知っています。

それは、デザインの年鑑をパラパラと見ているからです。年鑑の掲載作品はコンペによって決まります。つまり、上位の300人です。

ロゴの掲載されている年鑑は、国内のもので「ADC年鑑」「東京TDC年鑑」「JAGDA年鑑」「日本タイポグラフィ年鑑」があります。

購入しなければ、図書館か書店に行きます。ロゴのジャンルに気に入ったものがあれば、巻末に連絡先が載っていますので、問い合わせるとよいでしょう。

図書館にはおいてない、書店では封がしてあることもあります。7,000〜23,000円くらいしますので。

ほかには、海外のコンペがあります。

このページをまとめていて思いついた方法です。このページの当初のタイトルは「参加した海外コンペの概要」でした(笑)。私の興味です。

Contentsか、見出しにある和文のコンペ名、「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ」「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ」などで検索すると、コンペのサイトではなく、日本での入選者が作成したサイトが表示されます。

1、2回ではなく何度も入選しており、あなたのテイストにあったデザイナーに、サイトから問い合わせるとよいでしょう。

ロゴは言ってしまえば小さな平面構成ですが、こうもちがうものかと思いながら見ています。

よいことも書いてなければ、ポチッと購入できるようにもなっていません。優秀はそういうものかも知れませんね(笑)。

海外コンペの概要

右カラムに、ぐちゃっと、これまでに参加したコンペの情報を載せました。

私が参加する国内のコンペは、年鑑に掲載する作品を募集するものが多いです。

海外のコンペは、コレクションを目的とするものが多いです。展覧会を行い図録やデータを作成します。しかし、それぞれどういった生い立ちなのか、いつか調べようと思いながら20年ほど過ぎてしまいました。

日本のデザイン団体のサイトとか、どこかにまとめてあるとよかったのですが、都合のよいものはどうもなさそうでした。

募集要項は読まないと応募できませんので毎回読みます。が、コンペの生い立ちについては、特に触れられてはいません。参加者は、当然、知っているものとされているのでしょう。

20年もの間、よく分からずに参加していたのか? その通りです(笑)。

ポーランドのワルシャワ、フィンランドのラハティ、フランスのショーモン、チェコのブルノが、世界4大デザインコンペと言われています。メキシコとトヤマを加え6にしようか? とも言われています。

グラフィスはハードカバーの立派な年鑑です。が、以前はペラッとした雑誌でした。出版社もスイスからニューヨークに移りました。私が知っているのはそれくらいでした。

そこで検索をすると、それぞれの国の母国語と英語で掲載されている、コンペのサイトがあります。ドンピシャばかりではありませんでしたが、それでも、英語を翻訳サイトにかけながら、おおよは分かってきました。

このページの見出しは、コンペの和文の名称です。その下に記した欧文が正式名称です。その下がURLです。フィンランドのラハティのトリエンナーレを見てみましょう。

「lahdenmuseot.fi/museot/en/poster-museum」をアドレスバーに入れます。

左カラムのメニュー「Poster Museum」の下「Lahti International Poster Triennial」から、私が2017年に入選していますので(笑)、「・・・2017」を開きます。

受賞作品が載っています。ここを見ているだけでも楽しいです。そのままずっーーーとスクロールしていくと、「The works from following designers will be on display in the exhibition」とあります。

さらにいくと「K」のところに「Koji Miwa (JP)」があります・・・名前だけです。

入選者は数えてみますと、245人、日本人が26人です。

世界最大規模と言われているモスクワのゴールデンビーで、応募者が17,120人、入選者が1,173人、日本が47人です。手元の図録に記載がありました。

ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ(ポーランド)

International Poster Biennale in Warsaw
biennale.postermuseum.pl

ポーランドで隔年で開催される同賞は、世界初のポスタービエンナーレとして1966年に設立されました。1994年以来、ワルシャワ国立美術館内にあるヴィラヌフポスター美術館が会場となっています。

ジョゼフ・モロッツザク教授を筆頭にポーランドのデザイナーたちが、ポスターアートの優れた作品を定期的かつ国際的にレビューしていこうと提唱したのが始まりです。

開催後は批評家とデザイナーたちの高い評価を受け、いち早く世界で最も重要で名誉あるアートイベントへと成長しました。また、同賞はICOGRADA(イコグラダ 国際グラフィックデザイン協会協議会)の承認を受けた賞です。

ラハティ国際ポスタートリエンナーレ(フィンランド)

Lahti Poster Triennial
lahdenmuseot.fi/museot/en/poster-museum

ラハティ・ポスター美術館は、フィンランド内外のグラフィックデザインの収集、保存、調査を目的に、1975年秋、ラハティ美術館の姉妹館として設立されました。コレクションは約75,000点あり、多くのポスターのほか蔵書票や美術版画も含まれます。

コレクションは、フィンランド内外の商業、社会、イデオロギー、文化をテーマにしたポスターから構成されています。フィンランドで最も古いポスターは1850年代に制作されていますが、同館にも1950年代以前のものは多くはありません。

全体の1/3が海外の作品です。特に、日本、ポーランド、ロシア、スイスからの作品を多くコレクションしています。

ショーモン国際ポスターフェスティバル(フランス)

International Poster and Graphic Design Festival of Chaumont
cig-chaumont.com/en/cig

ショーモン市のポスターコンペティションは、国際的なレベルのグラフィックポスター作品を評価するために、1990年に設立されました。

コンペティションによって選ばれたポスターは、現在ショーモン市にある45,000点以上あるポスターとともにコレクションされます。

ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ(チェコ)

International Biennale of Graphic Design,Brno
28.bienalebrno.org/en

ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレは、世界のビジュアルコミュニケーションの分野で、最も古く重要なイベントのひとつとして1963年に設立されました。

ビエンナーレは、1960年代の文化的背景や政治的な状況のもとで誕生しました。当時、チェコスロバキアのアーティストやデザイナーが、芸術的表現を解放する権利を得るために尽力しました。

モスクワ国際タイポマニアフェスティバル(ロシア)

Typomania Moscow International Festival 
https://typomania.ru

モスクワ国際タイポマニアフェスティバルは、活字、タイポグラフィ、書道、レタリング、モーションデザイン、インタラクティブデザインに特化した文化的および教育的プロジェクトです。 タイポマニアは2012年以来、毎年モスクワで開催されています。

プログラムは、ポスターや書籍に関する展覧会、講義、ロシアと外国のグラフィックデザイン、タイポグラフィー、デジタルアートの専門家によるワークショップ、タイポグラフィービデオのコンテストなど、ブックストアーも出店します。

タイポマニアは、モスクワの美術館とロシアのいくつかの都市で開催されます。

Kデザインアオード(韓国)

K-DESIGN AWARD
kdesignaward.com

Kデザインアオードは、韓国のデザインポータル「DESIGNSORI」が開催する国際デザインコンテストです。コンテストの目的は、アジアの3大デザイン賞を支持し、形態学上の単純さや複雑さを除いて、商業化の可能性を秘めた良いデザインを実現する良いアイデアを選択することです。 2015年にデルが大賞を、LGユープラスとフィアトンが金賞を授与しました。

ガブロボ国際ユーモアーと風刺ビエンナーレ(ブルガリア)

International Biennial of Humour and Satire in the Arts, Gabrovo
biennial.humorhouse.bg

ニュースが冗談のように聞こえたら、現実はユーモアのようだと思いましょう。破壊と苦悩と解放はアヴァンギャルド(前衛)の時代から、芸術に不可欠な役割を果たしてきました。

ビエンナーレは、1973年にブルガリアのガブロボで開かれました。当時、ユーモアは鉄のカーテンの両側から、現代美術作品を発表する唯一の方法でした。 

ユーモアと風刺の博物館によって組織されており、現代美術におけるユーモアのありかたを示す唯一の国際的なアートフォーラムです。現代美術と漫画の2つの主要なセクションから構成されています。

トルナヴァポスタートリエンナーレ(スロバキア)

Trnava Poster Triennial
tpt.sk/en

トルナヴァポスタートリエンナーレ(TPT)のコンペティションは、1991年以来トルナヴァ市で開催されています。世界的に有名なイベントで、スロバキアでは最大規模のイベントです。

世界各国のデザイナーが毎年参加するなかで、今年のコンペティションの参加者のデータベースは、以前に参加していない国のデザイナーのポスター作品によって広がりました。

シンガポール、ペルー、ペルー、カザフスタン、エジプト、インド、クウェート、ベネズエラ、ウルグアイ、ノルウェーなどです。

モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレ(ロシア)

Moscow Global Biennale of Graphic Design Golden Bee
goldenbee.org/eng/homegl

ビエンナーレは、視覚文化の啓発を目的として設立されました。ポスターとグラフィックデザインにおける実際のクリエイティブの業績を評価する、国際コンペと評論では世界最大規模のものです。

1992年に設立され、これまでに90カ国のデザイナーがビエンナーレに参加しました。

4th Block 国際エコポスタートリエンナーレ(ウクライナ)

International Triennial of Eco-poster "the 4th Block"
4block-design.org

国際トリエンナーレ「第4ブロック」には、世界中の多くのアーティストが参加し、3年に1度、エコロジカルポスターの最新作を発表します。 

トリエンナーレは、緊急の問題に取り組むことを目的とした、社会的名称を持っています。その名称は、チェルノブイリ原子力発電所の原子炉の、第4ブロックの爆発に由来しています。

 1991年以来、3年間はハリコフで開催されました。数年の間にウクライナの支持者を得て、その国境をはるかに超えた芸術的でエコロジカルなイベントに発展しました。 3年ごとに、新しい応募者がトリエンナーレに参加するよう招待されます。 
 
展覧会の後、作者の同意を得て、ポスターはトリエンナーレの永久コレクションに加えられます。そして、ウクライナと海外の様々な都市で展示されます。 
 
現在、国際トリエンナーレ「第4ブロックには、世界46カ国から10,000点のポスターがコレクションされています。

グラフィス(アメリカ)

Graphis
graphis.com

グラフィスマガジンは、ウォルター・ヘルデグとウォルター・アムステル博士によって、スイスのチューリッヒで1944年に創刊されました。1952年、ヘルデグはグラフィス アニュアル(デザイン ウィズ イラストレーション)を出版し、同年にAGI(国際グラフィック連盟)に招かれました。 

1964年にウォルター・アムステル博士と分かれた後、ヘルデグひとりの出版社になりました。1966年、グラフィス フォト アニュアル(デザイン ウィズ フォトグラフィー)を出版し、7年後にグラフィス ポスター アニュアルを出版しました。

1970年、ウォルターはグラフィスの雑誌や書籍のデザインと制作にもっと集中するため、息子マルセル・ヘルデグに出版を引き継ぐよう願いました。ロースクールを卒業したマルセルは、ビジネスを学びグラフィスを収益性の高いものにしました。 

ウォルターの代に、グラフィスは、彼の尽力と完璧なスタイルによって、入手可能なハイクラスなの出版物のひとつになりました。

ウォルターは高齢になり、マルセルに自身は引退してグラフィスを休刊したいと告げました。しかし、マルセルは、父親は価値のあるものを作ったので、会社をうまく売却できそうだと思いました。

ウォルターはマルセルの手を借り、多くの引き合いの中から1986年に、B.マーティン・ペダーセンに会社を売却しました。

数年後、グラフィス本部はチューリッヒからニューヨークに移転しました。 アニュアルは再編集され、広告、写真、ロゴ、ブランディング、タイポグラフィなど、グラフィスの項目に新しい書籍が追加されました。

メキシコ国際ポスタービエンナーレ

International Poster Biennial of Mexico (BICM)
bienalcartel.org

BICMは、世界各地のデザイナーが、デザイン教育に関するプログラムを考える、ミーティングやコラボレーションを行うための最も重要な場所です。

このプロジェクトは、メキシコだけでなく五大陸で、その分野で最も重要な取り組みのひとつとされています。 

BICMは、他のポスタービエンナーレとは異なり、当初から学術教育プログラムの発行と、メキシコの文化機関と高等教育との幅広い共同研究の両方の目的から設立されました。どちらも、デザイナーの育成と国内のクリエイターの普及に努めます。

したがって、BICMは、メキシコのグラフィックデザインプログラムを補完するだけでなく、新しい視野を広げるプログラムです。

1988年に、メキシコ自治大学、メキシコ国立自治大学、国立美術研究所とメキシコ外務省に教育文化事務所を通して招かれ、主導者として協力しています。

ソフィア国際ステージポスタートリエンナーレ(ブルガリア)

International Triennial of the Stage Poster, Sofia
triennial.orbitel.bg

トリエンナーレの目的は、劇場、オペラ、バレエ、オペレッタ、ミュージカル、サーカス、人形劇場、パントマイム、コンサート、フェスティバル、バラエティーショー、ポップミュージックなど、すべての古典的、現代的、または実験的舞台芸術のポスターの分野で活躍する、世界中のアーティストの注目すべき業績を紹介することです。

台湾国際グラフィックデザインアオード

Taiwan Intrenational Graphic Design Award
https://tigda.org.tw/en

R.O.C(MOEA)経済省は「台湾国際グラフィックデザインアオード」を主催し、優れた作品と国際的な作品を選出します。台湾国際グラフィックデザインアオードには、「台湾国際ポスターデザインアオード」と「台湾国際CIデザインアオード」からなり、商業価値の適用を強化しています。台湾のデザイン才能の可視性を高め、デザインのビジョンと国際化を促すことを期待します。

 

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